Q&A
Q;寒さに当てたのに咲かない、あるいは?花が茎の途中にしか咲かないのは?
【秋遅くまで外に置くのは間違い】
茎の充実が不完全な株はいくら低温にあたってもなかなか咲きません。昔の古い品種は、完成してからほぼ一年経過し、落葉した古い茎(バックバルブ)に咲くものがほとんどでした。したがって、秋にそのまま戸外で寒さに当たれば咲いたのです。しかし、最近の品種のほとんどは春から成長を始めて、数か月後に完成した茎にたちまち花を着けます。もし、その茎の完成が不充分であれば、茎の途中の早く充実した節のあたりにのみ咲く結果となります。寒さに当てる前に茎を先まで太らせる方が先決です。早めに屋内の暖かい、日当たりの良い場所に移し、茎の充実をはかりましょう。必ずしも屋外に置いておかなくても、一般家庭であれば、花芽の分化に必要な低温は秋冬の明け方の冷え込みで、屋内でも充分当たります。
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