デンドロビュームの鉢物を入手した場合の管理方法
●置き場所
花を長もちさせるにはなるべく温度の低い場所(5℃〜10℃)に置きましょう。暖房器の近くなど、高温で乾燥しやすい場所では花も早く終わってしまいます。
●光線
あまり必要ありません。晴天時にたまに灌水した後、乾燥を促すために戸外に短時間出すのであれば、その際にあたる日当たり程度で充分です。花が終わった後は、室内の日当たりの良い暖かい所に移し、新芽の成長を待ちましょう。
●水やり
ほとんど必要ありません。湿った状態で冷え込めば根が傷み、花も早く終わります。鉢の中が乾燥してさえいれば、かなりの低温にも耐えることができます。7〜10日に一度、夕方までには乾き切る程度のごくわずかな量を与えるようにして下さい。
●植え替え
暖かくなるまでは植え替えは控えます。また、鉢の中が根でいっぱいでなければ、植え替えは必要ないでしょう。根がいっぱいであれば、根はほぐさずにひと回りだけ大きい鉢に鉢上げするようにしましょう。株分けはなるべく避けたほうが無難です。
●その他
【花が終わった茎もすぐには切らない】
花が終わったら花だけ摘み取り、茎(バルブ)は切り取らずに、1〜2年は残しておきます。古い茎からの養分で新芽が成長します。また肥料も暖かくなるまでは必要ありません。
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