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営利栽培としてのデンドロビュームの優位性



 



最近、洋らんに対する需要・供給は世界的に見ても急増しており、我が国においても、一般の店頭で四季を通じて販売されるようになりました。高級花卉として 一部の特種な需要の対象とされていた洋らんが、一般家庭にも広く普及し消費されるようになったのです。これは業界にとって大きな進歩であり、喜ばしいこと と思われます。しかし、一方で生産の増加に伴い、花市場や花屋さんはもとより消費者からも、高品質で安価なものが要望されるようになってきました。
かつて、洋らんであれば何でも売れ、高い利益が得られた時代もありましたが、現在では状況も大きく変貌しつつあります。今後、優良な品種の選択、高品質な製品を低コストで生産することは極めて重要となります。
小苗植込みから1作で出荷することもできて、単位面積あたりの収容力も大きく、また、「挿し木」による苗の自家増殖が可能ということで、その高い営利性が改めて注目されているデンドロビューム。
デンドロビュームがなぜ低コスト生産を可能にし、高い収益性を確保することができるかという理由は次のとおりです。


 

最近の新品種は、品種改良により生育や花付きなどが格段に進歩しています。小苗から一作して、20~30cmくらいまで伸びた茎に、多数着花して出荷できる品種の出現など、営利性に優れた新品種が続々誕生しています。

 

デンドロビュームは、挿し芽繁殖による苗の自家生産が可能です。一度苗をたね木として購入すれば、2年目からの苗の購入代金は全く不要。これは他の蘭では真似の出来ない、営利的にも極めて有利な特徴です。

 

縦長の草姿のデンドロビュームは、他の洋らんに比較しても、単位面積あたりの収容数が大きく、暖房費など、生産コストが小さい上、出荷鉢数が多いのが特長です。

 

挿し芽繁殖が可能なため、既存の生産農家では依然として在来品種の生産が継続されており、新品種の新規導入が進んでいません。新規に参入する場合は、市場の求める最新の優良品種を生産することで、有利に展開することができます。