営利栽培としてのデンドロビュームの優位性
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最近の新品種は、品種改良により生育や花付きなどが格段に進歩しています。小苗から一作して、20~30cmくらいまで伸びた茎に、多数着花して出荷できる品種の出現など、営利性に優れた新品種が続々誕生しています。 |
デンドロビュームは、挿し芽繁殖による苗の自家生産が可能です。一度苗をたね木として購入すれば、2年目からの苗の購入代金は全く不要。これは他の蘭では真似の出来ない、営利的にも極めて有利な特徴です。 |
縦長の草姿のデンドロビュームは、他の洋らんに比較しても、単位面積あたりの収容数が大きく、暖房費など、生産コストが小さい上、出荷鉢数が多いのが特長です。 |
挿し芽繁殖が可能なため、既存の生産農家では依然として在来品種の生産が継続されており、新品種の新規導入が進んでいません。新規に参入する場合は、市場の求める最新の優良品種を生産することで、有利に展開することができます。 |